金属のローラーではなく、メノウで磨く理由。それは、クロコダイルの革をいたわるため。先端に取り付けられたメノウは熱伝導率が低く、クロコダイルの表革を磨く際に摩擦熱が発生しにくい。だからクロコダイルの革が傷みにくいんです。
「メノウでグレージングしたら、ほんとに艶が出るから、
それを見てもらいたいですよね」
その工程を一つ一つ丁寧に説明しながら撮影に協力してくれた職人。
磨きをかける前の革でも、決してくすんでいるわけではありません。元々の革も、それ自体が十分に美しい上質なものでした。ところが、その革の表面をメノウが数回往復するだけで、見ているそばから明らかに輝き方が違ってきます。
光沢のある革というと、表面にエナメル樹脂をまとわせるパテントレザーやラメをちりばめたパール加工のレザーなどが思い浮かびますが、そうした光沢とは異質の光沢でした。光らせるための何かを付け足すのではなく、素材そのものが輝く。クロコダイルレザーが「宝石」と呼ばれる理由が分かった気がしました。
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