縁起の良い吉日「大安」とは?|六曜の意味や由来、2022年の吉日カレンダーもご紹介

結婚式や結納など、慶事ごとの日取りによく選ばれる大安(たいあん)。
大安と聞くと、「お祝い事に良い日」というイメージがありますが、具体的にどのような意味なのか、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、大安の意味や由来をはじめ、大安にすると良いことなどを詳しく解説していきます

2022年・2023年の大安

2022年・2023年の大安をピックアップしました

まず最初に、2022年と2023年の大安をご紹介します。
慶事ごとの日取りや、財布や宝くじの購入など、何か新しいことを始めるときなどの参考にしてみてくださいね。

2022年の大安

2022年の大安一覧 ※六曜カレンダーはこちら
10月 4日(火)、10日(月)、16日(日)、22日(土)、26日(水)
11月 1日(火)、7日(月)、13日(日)、19日(土)、24日(木)、30日(水)
12月 6日(火)、12日(月)、18日(日)、28日(水)

2023年の大安

2023年の大安一覧 ※六曜カレンダーはこちら
 1月 3日(火)、9日(月・祝)、15日(日)、21日(土)、26日(木)
 2月 1日(水)、7日(火)、13日(月)、19日(日)、23日(木・祝)
 3月 1日(水)、7日(火)、13日(月)、19日(日)、25日(土)、31日(金)
 4月 6日(木)、12日(水)、18日(火)、22日(土)、28日(金)
 5月 4日(木・祝)、10日(水)、16日(火)、21日(日)、27日(土)
 6月 2日(金)、8日(木)、14日(水)、18日(日・祝)、24日(土)、30日(金)
 7月 6日(木)、12日(水)、23日(日)、29日(土)
 8月 4日(金)、10日(木)、20日(日)、26日(土)
 9月 1日(金)、7日(木)、13日(水)、18日(月・祝)、24日(日)、30日(土)
10月 6日(金)、12日(木)、17日(火)、23日(月)、29日(日)
11月 4日(土)、10日(金)、14日(火)、20日(月)、26日(日)
12月 2日(土)、8日(金)、13日(水)、19日(火)、25日(月)、31日(日)

大安の意味と大安にすると良いことは?

大安の意味と大安にすると良いことは、婚姻にかんする行事

大安は、「六曜(ろくよう・りくよう)」の中のひとつで、何を行うにしても良いとされる「大吉日」のこと。
では、その「六曜」とは何なのでしょうか。
ここでは、大安や六曜の意味、大安に行うと良いおすすめの行事や行動などご紹介していきます。

そもそも六曜とは?

六曜は、毎日の吉凶を占う際の考え方

六曜は、毎日の吉凶を占う際の考え方で、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番で、6種類あります。
主に、冠婚葬祭などの日取りを決める際の目安として使われることが多く、それぞれの曜に意味があります。

大安(たいあん・だいあん)とは?

大安は、六曜の中で最も良い日とされ、何をしても上手くいき成功するといわれています

大安は、六曜の中で最も良い日とされ、何をしても上手くいき成功すると言われています。
結婚式や入籍、地鎮祭、引越し、その他のお祝い事など節目の行事は、大安に行われることが多いです。
また大安は、何をやっても物事がうまく運ぶと言われることから、事始め=使い始めにもよい吉日とされています。
財布の購入や、新しい財布の使い始めなど、お金にまつわる新しいことを始めるのにも、縁起がよいといわれています。

大安にすると良いこと

大安の意味とすると大安に財布を新調すると金運がアップします
画像出典: 金運財布を大安に新調・使い始めで金運アップ効果大!

大安は、「何をやってもよい日」とされていますが、特に次のようなことをするのに縁起が良いと言われています。

婚姻関連の行事

結婚式や結納、入籍など、婚姻に関する行事は、大安に行うと縁起が良いとされています。
時間帯によっては他の六曜にも吉になる日はありますが、大安は1日を通して吉日のため、お祝い事にはぴったりの日と言えるでしょう。

お金にまつわること

大安は、「何をしても上手くいく」という意味から、運気や金運を味方につけたい時にも向いています。
宝くじの購入、財布の新調や使い始めなど、お金に関わることをすると金運がアップすると言われています。

▼持つだけで金運がアップする開運財布を見たい方はこちらの記事もどうぞ♪

合わせて読みたい、最強金運財布記事

開業・開店、引っ越し

大安は、何かを始めるのに絶好の日。
新しいビジネスを始める開業や、お店の開店などにも向いています。
また、新生活をスタートさせるという意味で、引っ越しにも選ばれている吉日です。

やってはいけないこと

大安は「何をやってもよい日」なので、この日にやってはいけないことは特にありません。
ただし、縁起の良い日に法事や葬儀を行うのはあまり好まれない方もいらっしゃるので、事前に調べておいたほうがよいでしょう。

大安以外の六曜の意味

大安以外の六曜の意味をご紹介します

こちらでは、大安以外の六曜の意味をご紹介します。

先勝

<読み方:せんしょう / せんかち / さきがち / さきかち>
先勝は、「先んずれば即ち勝つ」という意味を持ち、物事を早く済ませるのがよい日とされています。
時間帯によって吉凶が変わるため、「午前中が吉・午後は凶」とされます。

友引

<読み方:ともびき/ゆういん>
元の語源は「共引」で、共に引き分けになる日と言われます。
現在では、「友を幸せに引き込む」としてお祝い事の日取りに適しているとされています。
逆に「友人を冥土に引き寄せる=死ぬ」という迷信から、一般的には葬式や法事は避けるべき日と認識されています。

先負

<読み方:せんぶ / せんぷ / せんまけ / さきまけ>
先負は、「先んずれば即ち負ける」とされる日で、勝負事や急用を避け、万事に控えめにするのが良いとされています。
時間帯は、「午前中が凶で午後は小吉」と言われます。

仏滅

<読み方:ぶつめつ>
仏滅は、「物事が滅する(終わる)」という意味があり、六曜の中では最も縁起の悪い日とされています。
一般的には、婚礼を含むお祝い事を避けるべき日と認識されています。
しかし、仏事や別れたい人との別れには良い日とされ、悪縁を切り、新たに人生をスタートしたいときなどには適しています。

赤口

<読み方:しゃっこう / しゃっく / じゃっく / じゃっこう / せきぐち>
赤口は、「全てが滅びる凶日」という意味があり、仏滅の次に縁起が悪い日とされています。
そのため、お祝い事には向かないと言われています。
また、「赤」という字が火や血を連想させるため、火事や怪我に注意しましょう。
時間帯は「正午だけは吉」とされます。

2022年の大安カレンダー

こちらでは、2022年の大安やほかの六曜をカレンダー形式にまとめました。
慶事ごとはもちろん、お財布の新調や使い始めや宝くじの購入など、新しいスタートを切る日の参考にしてみてくださいね。

最後に

物事をスタートするのによい大安

今回の記事では、縁起のよい大安をはじめ、他の六曜についてもご紹介しました。
物事をスタートするのによい日は、いろいろありますよね。
しかし、吉日を気にしすぎて、動けなくなるのはもったいないこと。
こだわり過ぎず、上手に付き合いながら活用してみて下さいね。